新型コロナウイルス

1年間有効のコロナワクチンは開発可能=ファイザーCEO

米製薬大手ファイザー社は数ヶ月に1度接種する必要がある現在の新型コロナウイルスワクチンに代わって、効果が1年間のワクチンを開発する用意がある。ファイザー社のアルベルト・ブーラ最高経営責任者(CEO)がイスラエルのテレビ局「12チャンネル」の生中継に出演した中で発言した。
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ブーラCEOは「12チャンネル」の番組「週末ニュース」に出演した中で、イスラエルで数か月おきに再接種が行われる現状をどう思うかとの質問に対し、1年間有効のワクチンを開発できると発言した。
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イスラエルではハイリスクの患者や60歳以上の市民、医療従事者を対象に4度目のワクチン接種が進められている。いずれも、前回のワクチン接種から4ヶ月以上が経った人が対象となっている。3度目のブースター接種については2021年7月末から始まっている。イスラエルでは2021年11月以降、ワクチンの接種対象は5歳以上に指定されている。
なお、国内最大の医療機関、ハイム・シバ記念メディカルセンターが実施した最新の実験結果によると、4度目のワクチン接種によって形成される抗体レベルは3度目のワクチン接種後よりも上昇するものの、新たな変異株「オミクロン株」に対しては効果が無いという。
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