先にブルームバーグ通信が中国外務省の消息筋による証言をもとに報じたところによると、習主席は北京五輪期間中、ウクライナに侵攻しないよう要請したと報じていた。 ロシア外務省のマリヤ・ザハロワ報道官はこの情報をコメントした際、これはフェイクを通り越し、マスコミを利用した米情報機関の特殊作戦に他ならないと評価していた。
中国外務省が発表した声明にも同様のコメントが記されている。
中国の首脳がロシアの首脳に対し、祝祭を損なわないためにも、五輪の期間はウクライナに侵攻しないよう要請したというブルームバーグの報道はフェイクであり、扇動である。
中国外務省はウクライナ問題に関する中国側の立場は一貫して明白であると記している。中国側は、ミンスク合意の枠組みで、対話と交渉により見解の違いを調整することを支持していると大使館側は発表している。
最近、欧米諸国やウクライナ政府で、ロシアがウクライナに侵攻する可能性があるという疑惑が浮上している。ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、このような情報は空虚で根拠のない緊張を高めるものだと指摘し、ロシアは誰にも脅威を与えていないと強調した。またペスコフ氏は、このような発言を正当化するための挑発行為が起こる可能性を否定しなかった。
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