UAE 一般のドローン禁止 フーシ派攻撃の影響

アラブ首長国連邦(UAE)政府は、先日イエメン北部を支配する反政府勢力「アンサール・アッラー」(フーシ派)がドローン攻撃を行ったことを受け、一般人がドローンを飛ばすことを禁止とした。同国内務省が声明を発表した。
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UAE内務省は、省令は同国民間航空管理局と調整したものであり、「人命と所有権の安全を守るため」発行されたと説明している。
声明によると、例外となるのはドローンを使用して映画あるいはコマーシャルフィルム撮影を行う団体。ただしこれら団体も当局から許可を得ることが必要となる。
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これより前、ドローン数台が同時にUAE首都アブダビの複数の標的を攻撃する事件があった。イエメン反政府勢力によるアブダビへのドローン攻撃の報復として、サウジアラビアとUAEの空軍はイエメン国内のフーシ派が支配する地域に空撃を行った。首都サナアでは住宅街が空撃を受け、20人以上の死者が出た。
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