専門家チームが行った調査では、英国ではおよそ1,600万人が不眠症に悩まされていることが分かった。専門家らによれば、人の体からは、1日の間に、副腎皮質から分泌される抗ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されるが、快適な睡眠のためには、このコルチゾールの分泌量を下げなければならないという。
専門家らは、ベッドの中でより快適な状態にで横たわり、誰かを抱きしめることで、不安な気持ちを落ち着かせ、気分をよりよくすることができると助言する。このとき、人の体内では、睡眠周期や覚醒に重要な役割を果たすセロトニンの分泌が活発になるのだという。
抱擁によってストレスが緩和されることにより、心臓血管病のリスクが軽減し、免疫力も高まり、ドーパミン分泌により筋弛緩が促され、眠りにつきやすくなると医師らは述べている。
関連ニュース