ブルキナファソ大統領一家 軍の反乱で国外に逃亡

アフリカ西部ブルキナファソのロック・マルク・クリスチャン・カボレ大統領一家は、軍が反乱したとの知らせを受けた後、国外に逃亡した。同国での騒乱に関与した軍は、カボレ大統領の辞任を要求している。汎アフリカのニュースメディア「LSI Africa」が報じている。
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カボレ氏は国家憲兵隊に警護されているとみられる。目撃者がAP通信に語ったところによると、23日夜、首都ワガドゥグの大統領官邸付近で銃声が聞こえ、上空にヘリコプターが飛んでいるのが見えたという。
23日、カボレ大統領は全国に夜間外出禁止令を発令した。
ブルキナファソ当局は11日、政権奪取の準備を進めていたとみられる軍事グループを拘束した。同国のニュースサイト「Burkina24」によると、このグループを率いたのは若い将校。カボレ大統領はこの数ヶ月間、軍司令部の大規模な配置換えを行っている。
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