ドナルド・トランプ前米大統領は、2024年の米大統領選に出馬する可能性のある共和党員の候補者らの中で圧倒的な存在感を示していることが分かった。米紙「ザ・ヒル」が、ハーバート・ハリスの世論調査を引用して報じている。
1815人が参加した世論調査によると、共和党の有権者の過半数(57%)がトランプ氏を支持している。同氏の主なライバルとなっているのは、マイク・ペンス前副大統領(12%)とフロリダ州知事のロン・デサンティス氏(11%)。トランプ氏は、米国人の間で人気を取り戻している。
この世論調査の結果は、トランプ氏が共和党の有権者に影響を与えていることを強く示すものとなっている。トランプ氏は2024年の米大統領選に出馬するかどうかを明確には示していないものの、2022年の中間選挙に向けて政治活動を活発化し始めている。トランプ氏がこのように動くことで、現職のジョー・バイデン大統領を支持しない人たちの心に響くことになる。