北京五輪の感染拡大防止対策ではハグや握手に加え、2メートル以上のソーシャル・ディスタンスを維持することが厳しく定められている。ただし、五輪関連組織でも大会期間中は無料でコンドームが配布されるという。大会組織委員会が25日、ロイター通信に明らかにした。
最初にコンドームを発見したのは北京に到着したジャーナリストらで、ホテルの各部屋にはコンドームが5つずつ置かれており、五輪のエンブレム・カラーに染められたパックに提灯がデザインされているという。
大会組織委員会側はこの大会期間中に合計で何個のコンドームを配布するかを明らかにしていない。2021年に実施された東京五輪ではおよそ15万個のコンドームを配布する計画だったが、選手らにはコンドームを利用せずにお土産物として持ち帰るよう呼びかけていた。
関連ニュース