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中国のEV生産の速度ではカーボンニュートラルは達成できない ブルームバーグ

中国政府は自動車からのCO2排出削減を約束した。ところがグリンピースは、世界最大の電気自動車(EV)市場である中国も国内におけるEVのシェアの増加速度はあまりに緩慢。2060年までにカーボンニュートラル達成が実現しない恐れがあるとの見方を示している。ブルームバーグが報じた。
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ブルームバークによれば、現在の中国の環境政策では産業部門のCO2排出量は2027年にピークを迎え、17.5億トンに達し、2035年にはそのレベルから11%縮小することになっている。こうした指標を達成するには、2030年までに中国で販売された自動車の63%がカーボンニュートラルにならねばならないが、現在の指標で大気汚染レベルの引き下げで良い成果を出すのは不可能。
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中国がカーボンニュートラルに接近するためにグリーンピースは中国のメーカーらに2030年までに内燃機関のエンジンの使用を完全にやめるよう進言している。
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