自動車スバル  3工場で6日間の稼働停止へ 感染拡大で部品調達に遅れ

日本の自動車メーカー「スバル(SUBARU)」はあす28日から2月上旬にかけて6日間、全国3か所の工場の稼働を停止すると発表した。世界的な半導体不足に加え、仕入先の部品メーカーで新型コロナウイルスの感染が拡大した影響で部品の調達に遅れが生じているためだという。27日、NHKが報じた。
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稼働を停止するのは、群馬県にある本工場および矢島工場(いずれも完成車工場)、大泉工場(エンジン・トランスミッション工場)。
停止期間は28日からの計6稼働日を予定しているという。
同様の理由から、トヨタ自動車でも生産に影響が出たほか、スズキや日産自動車の一部工場でも減産や稼働停止を余儀なくされている。自動車メーカー各社では今月以降、半導体不足などの影響で落ち込んだ自動車生産の挽回を急いでいたが、感染再拡大により先行き不透明な状況となっている。
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