ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナはNATOに加盟しないかもしれないが、その領土に兵器が配備される可能性がある=メドベージェフ氏

ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長は、ロシアの主要メディアのインタビューで、ウクライナはNATO(北大西洋条約機構)に加盟しないかもしれないが、いずれかのNATO加盟国との二国間協定でカモフラージュしてその領土に兵器が配備される可能性があると述べた。
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メドベージェフ氏は「非常に重要であるとはいえ、問題は、例えば、NATO不拡大の保証にさえない。問題は、私の考えでは、別の形で安全保障が提供されることにある。そもそもウクライナがNATOに招かれない可能性もある。さらに、そもそもウクライナは今後数年間はNATOに加盟しないと我われは定期的に耳にしている」と述べた。
一方、兵器を配備することは可能だという。メドベージェフ氏は「二国間協定に基づいて、ウクライナまたは別の国の領土に同様の種類の攻撃兵器や同様のミサイルを配備することは可能だ。そして『いいえ、いいえ、我われはNATOではない。これは、例えば、米国とウクライナ、英国とウクライナ間の合意だ。したがって、これはNATOとは関係ない。これは我われ二国間の関係だ』と言うことができる。だがこれは、我われにとっても同じだ」と説明した。
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メドベージェフ氏は、すべての決定は米国の指示通りに行われるとし、「我われは、そのような決定がどのように行われ、そのような軍事力が大体においてどのように使われるかを理解している。いずれにせよ、それは本質的にNATOの庇護下に置かれ、NATOの決定は米国の支配権を使って行われる。大部分が彼らの指示で」と述べた。
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