150光年にわたって伸びるフィラメントは、互いにほぼ同じ距離に位置している。それは地球から太陽までの距離に匹敵する。
1980年代初頭、学者らはすでにフィラメントを研究し、それが光速に近い速度で磁場の影響下で回転する宇宙線電子で構成されていることを明かにした。
新たな画像では、以前に見つかったよりも1桁多いフィラメントを見ることができる。
天文学者たちは現在、フィラメントの起源について、超新星の爆発ではなく、銀河の巨大なブラックホールの過去の活動に関連している可能性があると考えている。学者らは、フィラメントがこれほど整然と組織されていることや、これほど等間隔に配置されていることを疑問に思っている。またフィラメントが動くのかどうかや、時間とともに変化するのかどうか、何が電子をそのような速度で移動させているのかも、まだわかっていない。
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