朝鮮中央通信によると、北朝鮮は「長距離巡航ミサイルと地対地戦術誘導ミサイル」の発射実験を実施した。また、朝鮮中央通信は「強力な弾頭の開発を継続する」という北朝鮮政府の意向を伝えている。韓国軍合同参謀本部は27日、北朝鮮が同日午前8時ごろ、東部の咸鏡(ハムギョン)南道から日本海に向けて短距離弾道ミサイルとみられる2発を発射したと明らかにしており、これを指すとみられる。なお、金正恩総書記は実験に立ち会わなかった。聯合ニュースによると、朝鮮中央通信は25日に発射した長距離巡行ミサイルについて、ミサイルは設定した飛行軌道を約2時間35分飛行し、1800キロメートル離れた標的の島に命中したと伝えた。北朝鮮は、1月5日と11日に極超音速ミサイルの発射実験を行い、14日には鉄道を使用した発射台から短距離弾道ミサイル2発を発射した。17日には「戦術誘導弾」の発射実験を行った。関連ニュース