日本、ミサイル発射実験をめぐり北朝鮮に抗議 岸防衛相「かつてない高い頻度」

北朝鮮が27日にミサイル発射実験を行ったことを受け、日本政府は外交ルートを通じて「国連安保理決議の決議違反であり、国際社会全体にとって深刻な課題である」と抗議した。
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松野博一官房長官は28日、記者会見で「弾道ミサイル発射は、関連する国連の安保理決議に違反するもので、強く非難する。政府として、北京の大使館ルートを通じ、しかるべき抗議を行った。米国などとも緊密に連携し、情報の収集・分析に全力を挙げる」と述べた
また、岸信夫防衛相は「北朝鮮はことしに入ってから、およそ3週間で6回というかつてない高い頻度で、発射を繰り返している」と強調し、「ミサイル発射は国際社会全体にとって深刻な問題だ」とした。
北朝鮮は極超音速ミサイルを配備するか?
北朝鮮は28日、25日に長距離巡航ミサイル、27日に地対地戦術誘導ミサイルの発射実験を実施したと発表した
韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は27日午前8時00分および05分、東部の咸鏡(ハムギョン)南道咸興(ハムン)付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイルと推定される飛翔体2発を発射した。飛行距離は約190キロメートル、最高高度は約20キロメートルだった。
また、聯合ニュースによると、北朝鮮は25日に長距離巡行ミサイルを発射した
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