ラブロフ外相は、「それがロシア次第というならば、戦争は起こらない。私たちは戦争を望んでいないが、私たちの利益が愚かにも侵害され、私たちの利益が軽視されることを認めない」と強調した。相は、「ロシアは戦争など望んでいないが、西側が我々の利益を軽視することを認めるわけにはいかない」と強調した。
ラブロフ外相は、ウクライナについて率直に語り、同国政府はミンスク合意を履行する必要があり、そのことですべてが正常になると強調した。
ここ数週間、欧米マスコミではロシアによるウクライナ侵攻の可能性について盛んに取り上げられている。これを背景として米国議会では対ロシア制裁の強化が呼びかけられている。ロシアはこれまでウクライナ侵攻の報道を繰り返し否定。リャブコフ外務次官は、モスクワにはウクライナ侵攻の意向は現在も将来もあり得ないとしている。