韓国は佐渡の鉱山について、20世紀前半の朝鮮半島出身者の強制労働の現場だったとして、ユネスコへの推薦に反対。日本政府はこれを受け、今年度の推薦は見送る方針をほぼ固めていた。ところが自民党の保守派からこうした姿勢に反発が上がった。最終的に日本政府は方針を変え、林芳正外相は国会で、韓国の反対は参考にしない考えを示した。佐渡金山のユネスコ文化遺産登録については、日本の文化評議会が推薦候補に挙げ、これを佐渡島がある新潟県が強く支持している。関連ニュース