トヨタ自体は、米国でゼネラル・モーターズ(GM)を上回り、海外メーカーとして初の首位となった。また、中国でも販売台数194万台(8.2%増)で過去最高を記録した。
好成績を得られた背景には、コロナ禍での部品調達力の違いがあると指摘される。世界的な半導体不足の中で、トヨタは部品メーカーのデンソーなどと連携し、在庫の確保に努めた。これにより減産の影響を最小限に抑えることに成功した。また、原油高から燃費の良いハイブリット車(HV)やスポーツ用多目的車(SUV)の需要が高まったことも追い風となった。
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