ウクライナでの露特別軍事作戦

軍事侵攻をめぐる過熱報道と解釈のズレ 米ウクライナに緊張高まる=米マスコミ

米国とウクライナの間の緊張が高まっている。ロシアがウクライナ侵攻を計画しているという情報の解釈をめぐり、双方に意見の相違があるためだ。米国政府関係者の情報をもとに28日、CNNが報じた。
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CNNによると、バイデン米大統領および側近は、ウクライナ幹部が同国への侵攻について「脅威を過小評価」していること、さらに米国による支援に「特に感謝もしていない」ことに不満を抱いているという。CNNは米国政府関係者の次の発言を紹介した

「我々の問題は、なぜ(ウクライナは)米国と喧嘩しようとしているのか、にある。なぜ情報漏洩を許し、情報を捻じ曲げるのか。米国は(ウクライナにとって)ほぼ唯一の友人だというのに。なら何のために武器供与を依頼してくるのか、脅威レベルに変化はないと自身で言っておきながら」

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ウクライナのゼレンスキー大統領はこれより前、欧米諸国の首脳やマスコミは、明日にもウクライナで戦争が始まるような虚構のイメージを与えている、と表明した。大統領は、このような状況過熱により経済は不安定化し、安定化には40-50億(約4600-5760億円)を費やす必要があると指摘。さらに米国が大使館員をウクライナ国外に退去させている点について、不適切な対応であるとも指摘した。「これは間違った、過剰な行動であり、私たちのためにはならない」と強調した。
ここ最近、欧米諸国やウクライナでは、ロシアによるウクライナ侵攻が差し迫っていると囁かれている。一方のロシアはこのような非難を何度となく否定し、どの国に対しても攻撃するつもりはなく、「ロシアのアグレッシブ」はロシア国境にNATOがさらに兵器を配備するための口実として使われていると説明している。
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