報道によると、中国国務院(政府)台湾事務弁公室の報道官は26日の記者会見で「『中国台北』の選手団一行はすでに参加登録を済ませた」と述べ、台湾選手団を「中国台北」と呼んだことから、中国による台湾の地位の扱いに対する懸念が強まった。
大多数の国で独立国家として正式に認められていない台湾は、独自の名称で五輪に参加することができない。代わりに、「チャイニーズ・タイペイ(中華台北)」の名称で参加している。中国と台湾は1989年にこの名称を五輪で使用することについて合意し、中国は2008年の北京五輪でこの名称を使用した。
関連ニュース