林外相は「露日地域・姉妹都市交流年」の開会式に寄せたビデオ・メッセージで「日露地域交流年は、これまで行われてきた日露交流の裾野を更に地方にまで広げるため、2020年から2021年にかけて実施することで、日露両国で一致したものです。 交流行事は2020年1月から既に開始していますが、新型コロナの影響を踏まえ、より多くの方々に参加していただくため、期間を2022年末まで1年間延長することにいたしました。これまで、オンラインを活用したイベントを行うなど、様々な工夫を凝らして340件以上の交流事業が行われ、延べ130万人以上の方々に参加いただきました」と述べた。
また林氏は「人と人との交流こそが、相手への理解を深め、信頼関係を築く基盤です。日本と重要な隣国であるロシアとの間には、地域間の交流の長い歴史があり、今も多くの町が姉妹都市関係などで結ばれています。これまで培われてきた交流の輪が、日露地域交流年を通じて一層広がり、日露関係の更なる発展につながることを祈念し、私の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。スパシーバ」と述べた。
在札幌ロシア連邦総領事館も、同市で29日に開催された「露日地域・姉妹都市交流年」の開会式についてツイッターに投稿した。
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