マレーシア統計局のモハマド・ウジル・マヒディン局長によると、洪水により公共資産とインフラ施設が最も大きな被害を受けた。報告書によると、製造業の損害額は9億リンギット(約2億1480万ドル)、事業所やオフィスビルは5億リンギット(約1億1930万ドル)、農業は9060万リンギット(約2160万ドル)と推定されている。東南アジアでは毎年モンスーンの季節に洪水が発生しているが、2021年後半にマレーシアとタイ南部で同時に発生した洪水は、壊滅的なものとなった。関連ニュース