ISの戦闘員らは1月20日、米軍が支援する「シリア民主軍」(SDF)の管理下にある刑務所「アス・スィナア」を襲撃した。この刑務所にはISの戦闘員らが収監されていた。
SDFの兵士らは26日、刑務所を完全に制圧したと発表していた。最新情報によると、この作戦でSDFはISの戦闘員175人をせん滅した。一方、SDF側では27人の兵士が犠牲になった。NY紙の情報によると、この攻撃では200人以上の戦闘員が刑務所を脱獄したという。攻撃の目的はISの幹部や、爆弾の製造が可能な特殊工作員を解放することだったと報じられている。
米軍が支援するSDFはシリア北東部のハサカ県、及びラッカ県の大半に加え、北部のアレッポ県、東部のデリゾール県も部分的に管理下においている。シリア政府はSDFの自治権を承認していない。
関連ニュース