ウクライナでの露特別軍事作戦

他国の国境ではなく自国の国境を守れ=トランプ氏

ドナルド・トランプ元大統領はジョー・バイデン大統領に対し、欧州に追加派兵する前に自国の国境を不法移民から守るよう呼び掛けた。また、米国への侵入が阻止されていない現状で他国への侵入を論じるべきではないとも指摘した。
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トランプ氏は南部テキサス州で開催した支持者向けの集会で次のように指摘した。

我が国の指導者たちは他国への侵入を論じるよりも、我が国への侵入を阻止する必要がある……ジョー・バイデンは東欧の国境を守るために幾ばくかの兵士を送るようだが、それよりも前にここテキサスで国境を守るために兵士を送るべきだ。

先に米国防総省(ペンタゴン)はウクライナを巡る危機的状況を受け、国内から欧州に増援を送るため、約8500人規模の部隊を警戒体制に移行させると発表していた。
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続けてトランプ氏は次のように発言した。

彼らは米国の若者を外国の大国に送り、若者らはそうした大国の国境を守るために命を落とす一方、外国からの違法な侵入に対しては自国の国境を開けっ放しにしている。我々は他国の国境を守るが、自国の国境は守らないのだ。

トランプ氏によると、バイデン氏の就任以来、米国へは500万人が不法に流入したという。
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