ザイツェフ氏によると、オミクロンによる鼻粘膜の炎症は、一般的な風邪よりも長く続く。そして、酸素を脳に浸透させる呼吸過程が鼻水により中断されている。長く続く鼻水は不快な結果につながる可能性がある。最初の症状は強くないが、低酸素症は吐き気や嘔吐をともなうなどの激しい頭痛につながる可能性がある。
ザイツェフ氏は、7日以内に鼻水が治らない場合は、診察を受けることをアドバイスしている。
昨年、カナダの生物学者は、肺に炎症が確認されず、病気が軽症でも、コロナウイルスの感染時に血中の酸素レベルが低下する理由を明らかにしていた。
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