殺人罪で服役していたケビン・ダガーさんの一卵性双生児の双子の1人、カール・スミスがその事件で犯行を認め、今月25日、ダガーさんは保釈請求が認められて釈放された。
ダガーさんの弁護士、ロナルド・セイファー氏は「彼は自由になれたことをとても喜んでおり、彼が犯していない罪で逮捕された20年前から大きく変わった世界に順応している」と述べた。
ダガーさんは、対立するギャング同士の銃撃戦で1人が死亡した2003年の事件をめぐり殺人罪で服役した。射殺したのはダガーさんだと考えられていたが、2016年にその双子の1人、カール・スミスが罪を認めた。一方、裁判官はカール・スミスの告白を信じず、新たな審理を棄却した。
弁護士のセイファー氏は「国が正しく行動し、この事件を終わらせることを願っている。しかし、州が求めるならば、我われは法廷でのケビンの無罪判決を心待ちにしている」と述べた。
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