モリソン氏は「コアラはオーストラリアの最も認知度の高い象徴の1つだ。我われは次世代のためにコアラの保護に取り組む」と発表した。資金は、コアラの個体数やその生息地の回復、コアラの扱い方や世話の技術を学ぶための支援などに使用されるという。オーストラリア・コアラ基金(AKF)によると、2018年以降、オーストラリア大陸に生息するコアラの約30%が山火事、干ばつ、土地の開墾によって死んだ。2020年、オーストラリアで発生した森林火災により、同国政府がコアラを絶滅危惧種のリストに加える可能性があると報じられた。2021年秋には、オーストラリアの山火事でコアラ100匹以上を救出した犬に権威ある賞が授与された。関連ニュース