テスラ社がSNSで伝えたところによると、同社の宣伝広告費用はほぼゼロ。自動車の宣伝をしておらず、いわゆる「口コミ」だけを想定している。
同社経営陣は、ボディ鋳造、4680型バッテリー製造などのプロジェクトや、その他特別プロジェクトにより、製品コストのさらなる最小化に貢献できると指摘する。
テスラ社の第4四半期財務報告によると、同社総利益は48億4700万円(約5545億円)、売上全体の27.5%になる。そのうち自動車部門が収入に占める割合は30.7%だった。ちなみにポルシェの利益率は16.8%、フェラーリは18.2%だという。
テスラ社は数日前、過去19年間で最高の業績とされる財務報告を公開。EV業界全体ではある種の危機傾向にあるものの、テスラ社の業績ではほとんどの指標がアナリストの予想を上回っていた。
一方で、投資家らはロードスター、セミ、サイバートラックなど2万5千ドル(約288万円)クラスのEV車の納期の遅れが気になっている。その不満が株価暴落として表れ、イーロン・マスク氏は資産の250億ドル(約2超8852億円)以上を失った。今月の損失は1000億ドル(約11兆5400億円)に上った。