これより前、北朝鮮が30日に弾道ミサイルと思われる飛翔体を同国慈江道(チャガンド)から日本海に向けて発射したと報道された。韓国軍事筋によると、飛行距離はおよそ800キロメートルで、最大高度は2000キロメートルだという。
北朝鮮は翌日、30日に中距離弾道ミサイル「火星12号」の試験発射を行ったことを認めた。
朝鮮中央通信がニュースとともに公開した画像では、林と山を背景に地上発射設備からミサイルが離陸する様子がわかる。さらに飛行中のミサイルから撮影されたとされる、宇宙からの地球の画像2枚も紹介された。
同通信は「国防アカデミーは宇宙から撮影した地球の画像を公開した。撮影はミサイルの弾頭に取り付けられたカメラで行われた」と伝えている。
1月における北朝鮮のミサイル発射実験は、これで7回目となる。