ザイツェフ氏は、ウイルス感染が喉頭蓋咽頭に達してしまった場合、粘膜がやられて、声がかれてしまったり、ひどい場合は全く出なくなるときがあると指摘している。
ザイツェフ氏は「もし声が長い間戻ってこない。または戻ってきたものの、しわがれ声から治らない場合、また声帯が麻痺してしまった場合は大変だ。声を出す器官や声帯に取返しのつかないことが起きた恐れがある」と説明している。
ザイツェフ氏がこうした症状のリスクグループとして挙げるのは生まれつき喉の問題を起こしやすい人。扁桃腺を切除した人も、口腔内の感染を防ぐ力が落ちるために特に注意が必要。
ニュースなどの内容を医師の所見や処方と同様に扱ってはいけない。決める前に専門家と相談すること。
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