これより前、クレムリンはゼレンスキー氏が北京でロシアのウラジーミルプチン大統領と会談する可能性があると語った。北京冬季五輪は2022年2月4日から20日まで、パラリンピックは3月4日から13日まで開催される予定。
ニキフォロフ氏は「今日の時点で、ゼレンスキー大統領のスケジュールには中国への訪問の予定がない。今後数日で、大統領はキエフでポーランドのモラヴィエツキ首相、英国のジョンソン首相、オランダのルッテ首相とトルコのエルドアン大統領と会談する予定」と述べた。
中国外務省は4日に開幕する北京五輪の開会式に出席するため、25の国から国家元首などが中国を訪れると発表していた。
ここ数週間、欧米マスコミではロシアによるウクライナ侵攻の可能性について盛んに取り上げられている。これを背景として米国議会では対ロシア制裁の強化が呼びかけられている。ロシアはこれまでウクライナ侵攻の報道を繰り返し否定。リャブコフ外務次官は、モスクワにはウクライナ侵攻の意向は現在も将来もあり得ないとしている。
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