報道によると、トヨタ自動車の男性社員がうつ病を発症して2010年に自殺した。男性の遺族は、上司からのパワハラなどが原因だったと主張し、トヨタ自動車に約1億2000万円の賠償を求めていた。
この問題をめぐっては、昨年9月に名古屋高等裁判所が労働災害であると認定した。
NHKによると、遺族側は1月31日、トヨタ自動車が解決金を支払うことなどで和解が成立したことを明らかにした。解決金の額は公表されていない。
トヨタ自動車は1月31日、「労働災害であるとの裁判所判断を踏まえ、ご遺族に謝罪させていただくとともに、再調査をお約束しました。再調査から見えてきた課題・事実をご報告し、再発防止に向け、徹底的に取り組むことをお誓いし、今回、和解に至りました」と発表した。
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