発表によると、英国はウクライナの統治機関の安定とエネルギーの自立を支援するために、ウクライナへの8800万ポンドを拠出する。
ボリス・ジョンソン英首相とエリザベス・トラス外相は2月㏠にウクライナを訪問する予定だったが、トラス氏は新型コロナウイルスに感染し、自己隔離に入った。ジョンソン氏の訪問が中止になるかどうかはまだ明らかにされていない。
これより前、米国政府はウクライナ危機がさらに悪化する場合、ロシアとドイツが開発を進める天然ガスのパイプライン「ノードストリーム2」の運用開始を断固として阻止する姿勢を示していた。
ここ数週間、欧米マスコミではロシアによるウクライナ侵攻の可能性について盛んに取り上げられている。これを背景として米国議会では対ロシア制裁の強化が呼びかけられている。ロシアはこれまでウクライナ侵攻の報道を繰り返し否定。リャブコフ外務次官は、モスクワにはウクライナ侵攻の意向は現在も将来もあり得ないとしている。
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