CNNからのインタビューに答えたシフ議員は、「わたしは最初から、我々の行動によって、ウクライナ侵攻を目指すと決意した(ロシアのウラジーミル・)プーチン大統領を制止できるかについては懐疑的であった」と述べた。
CNNの情報によれば、米政府は3日、新たな対ロシア制裁に関する法案をめぐる協議が続いている下院を代表したウクライナ情勢に関するブリーフィング会見を行う計画。
シフ議員はまた、「わたしはプーチン大統領がまさにそれを行おうとしている可能性はあると思っており、それを止めることはできない」と付け加えた。シフ議員は、米国と同盟国は、対露制裁、ウクライナへの軍事支援、NATO軍の増強によって、ロシアがそのような決定を下したことに対し、さらなる圧力をかける可能性があるとも述べた。
欧米諸国やウクライナ政府で、ロシアがウクライナに侵攻する可能性があるという疑惑が浮上している。ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、このような情報は空虚で根拠のない緊張を高めるものだと指摘し、ロシアは誰にも脅威を与えていないと強調した。またペスコフ氏は、このような発言を正当化するための挑発行為が起こる可能性を否定しなかった。
米国からウクライナへは軍事支援が続々と届いており、2月1日には84トンの軍事物資を搭載した5機目の軍用機がウクライナに到着した。4機目の軍用機は1月28日に到着したばかりだった。 ウクライナへの軍事支援は今後も継続される見通し。
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