同社は1日、FDAからの「要請を受けたうえで」正式な申請書手続きを開始したと発表。FDAは許可に向けて手続きを迅速化したいとみられる。
同社の発表に続きFDAは、2週間後の2月15日に申請検討の会合を開くと発表した。
ファイザーが今回、許可を申請する内容は幼児向けワクチンの2回接種。幼児の副作用を抑えるため、同社はワクチン投与量を大幅に減らすと決定した。1回あたりの投与量は3マイクログラムで、成人の10分の1に相当する。
FDAのジャネット・ウッドコック局長代理は「この年齢層の子どもに安全で有効性のあるワクチンを提供することはFDAの優先事項」と述べ、最近のオミクロン株の急増を背景として今回の申請を要請したと補足した。
関連ニュース