「ヴィクトリアズ・シークレット」の新顔に黒人トランスジェンダーモデル

トランスジェンダーモデルでブロガーのエミラ・ディスペインさん(25)が、ランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」の新たな顔になった。SNS上では「XOXOEMIRA」というニックネームでより知られているディスペインさんは、ヴィクトリアズ・シークレットの赤いレースのボディスーツを着用した写真をインスタグラムに投稿し、同ブランドの新たな顔になったことを報告した。
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ディスペインさんは鮮やかな色の化粧を施し、髪にはウェーブがかかっており、耳にはスタッドピアスをし、胸元には長さが異なるネックレスを重ねている。
ディスペインさんは、「ヴィクトリアズ・シークレット」の広告キャンペーンの撮影に参加した初の黒人トランスジェンダーモデルになったと報告し、「子どもの頃、私はいつもヴィクトリアズ・シークレットの一部になることを夢見ていました。これは私にとって大きな名誉です」と投稿した。
「ヴィクトリアズ・シークレット」は2019年8月、トランスジェンダーモデルと初めて契約を結んだ。初のトランスジェンダーモデルに起用されたのは、ヴァレンティナ・サンパイオさん。その1年前の2018年、「ヴィクトリアズ・シークレット」のマーケティングディレクターのエド・ラゼック氏は、トランスジェンダーのモデルを使ってブランドを紹介する必要などないと発言し、厳しい批判を受けていた。
以前「スプートニク」は、日本でトランスジェンダーの性別適合手術(去勢手術)が違法だと主張する臼井たかきーとさんから話を聞いたことがある。臼井たかきーとさんは、これまでの人生で直面せざるを得なかったさまざまな問題について、自分の経験を語ってくれた。
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