カービー報道官は記者会見で「作戦の計画には、特殊作戦部隊によって行われた数十回の実践的なリハーサルを含め数ヶ月かかった」と述べた。
また、カービー報道官は「アル・クラシ容疑者の死が『ダーイシュ』や関連組織の今後の作戦に向けた能力にとって打撃となることは間違いない」とした上で、「『ダーイシュ』は依然として脅威であり、独自の過激派イデオロギーを持っていることを思い出してほしい。我々はこの脅威に引き続き焦点を当わせていく」と話した。
バイデン米大統領は3日、シリア北西部で米軍が対テロ作戦を実行し、国際テロ組織「ダーイシュ」の指導者の一人であるアル・クラシ容疑者を殺害したと発表した。米軍によると、アル・クラシ容疑者は作戦中に自爆した。アル・クラシ容疑者は同組織の前指導者アブバクル・バグダディ容疑者の後継者とみなされている。
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