岸田首相、新駐日米大使と会談 安保環境踏まえ同盟強化へ

岸田文雄首相は4日、米国のラーム・エマニュエル新駐日大使と官邸で会談した。首相は「一層の日米関係前進のためにご活躍いただければと期待している」と語った。中国の台頭などで厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、日米同盟のさらなる強化を図る方針を確認するとみられる。エマニュエル氏が先月に来日後、首相と面会するのは初めて。
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これに先立ち、松野博一官房長官もエマニュエル氏と会い、中国、北朝鮮などの地域情勢を巡り議論し、引き続き意見交換していくことで一致。松野氏は「バイデン大統領の信任が大変厚い大使の着任は日米同盟の強固な絆の象徴だ」と述べた。
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