モスクワ交通課は「安全管理局の職員らはアルパカをかわいそうに思い、規則には違反するものの、飼い主の乗車を許可した」と発表している。
飼い主の動物調教師のアンナ・クランツさんはアルパカを連れて地下鉄に乗らざるをえなかった理由について、車での移動に技術的な問題が生じたためと説明している。クランツさんいわく、アルパカは4歳で名前はグリーシャ。グリーシャは実はこれが地下鉄初体験ではなく、人生で3度目だそうだ。1人と1匹は1駅区間を乗って、乗り換えた。
ロシア交通運輸省は、ペット同伴の地下鉄乗車は自身や他の乗客に危害を加えたり、列車を停止させたりする恐れがあると憂慮しており、「動物たちは怖がっているかもしれません。どうか無理強いしないでください」と飼い主に注意を呼びかけている。
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