タリバン代表団は1月23日から25日までオスロを訪問した。オスロではアフガニスタンの政治家、市民活動家、ノルウェーや他の国の外交官らとの協議が行われた。シンワリ氏によると、協議に招かれた女性たちがそこで亡命を求めた。同氏は、女性や若者は亡命するために市民的自由の保護で「カモフラージュ」することがよくあると述べ、個人的な利益のために国の威信を失墜させないよう呼びかけた。
一方、協議に招かれた女性の1人で、最近行われたタリバンの政策に反対する抗議デモの参加者でもあるハダ・ハムシュさんは、亡命を求めた事実はないと述べている。ノルウェー政府がアフガン帰国後にハムシュさんに起こりうることに懸念を表明し、タリバンから安全に関する保証を得るまでハムシュさんの帰国を許可しないという。
ハムシュさんは「私は亡命者にはなりませんでした。亡命を申請する予定はありません。必要な保証を得るまでノルウェー政府の要請で同国から出してもらえません」と説明した。
以前ハムシュさんはSNSで、タリバンは「凍結されている資金を手に入れるために外国での協議で自分たちの良い面を見せようとしている。しかし、タリバンはいずれにしてもタリバンであり、武器、投獄、暴力、弾圧以外の言語を知らない」と批判した。
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