露中、2国間貿易額を2000億ドルまで拡大へ

ロシア経済発展省は、中国の北京で行われた露中首脳会談を総括し、ロシアと中国はモノやサービスの2国間貿易を2024年までに2000億ドルまで拡大するための「ロードマップ」を承認したと発表した。
この記事をSputnikで読む
ロシアのプーチン大統領は中国の国営メディア向けの記事の中で、2021年の露中の貿易額は1400億ドルに達し、過去最高を記録したと指摘している。プーチン氏は「我われは貿易額を年間2000億ドルまで増加させるという目標に向かって確実に進んでいる」と書いた。
欧州連合(EU)を27ヵ国のブロックとして考えなければ、中国はロシアにとって最大の貿易相手国。2020年のロシアのモノとサービスの貿易総額(輸出額と輸入額の合計)は約6800億ドルで、そのうち1100億ドルを中国が占めた。
一方、中国にとってロシアは最大の貿易相手国ではない。2021年の中国のモノの貿易額は6兆ドルを超え、そのうちロシアが占めたのは1400億ドル(2.3%)だった。
関連ニュース
ロシアと中国、月面研究基地建設で合意、今年中にも
プーチン・習両首脳 「新たなエポック」の国際関係について共同声明採択へ
コメント