事故が起きたのは2日火曜日。ライアンくんは父親が直径わずか45センチの井戸を直しているときに落ちてしまった。
救助隊のアブデルハビ・テムラニ隊長の話では救出は簡単ではなく、土壌の性質上、井戸と同じ深さのトンネルを掘らざるをえなくなった。救助活動の間中、ライアンくんには呼吸を助けるために酸素チューブと水が供給され続けている。
ライアンの母親は記者団に「あの子が無事、怪我せずに井戸から出られるよう、神様にお祈りしています」と涙ながらに語っている。
トンネルを掘る作業は3日連続で行われ、深さ27メートルまで到達した。ライアンくんの両親はあと少しで子どものいる場所までたどり着くことができるだろうと考えている。
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