報告書によると、北朝鮮は核分裂性物質の生産能力を増強しており、ミサイル実験においても著しく前進した。
また北朝鮮は依然として核や弾道ミサイルのインフラ開発に取り組んでおり、サイバー攻撃を仕掛けたり、共同科学研究などを通じて、開発に必要な「材料、技術、ノウハウ」を外国で探しているという。
さらに北朝鮮は、暗号資産(仮想通貨)取引所へのサイバー攻撃も行っており、国庫収入の著しい部分をサイバー攻撃で得たという。
一方、北朝鮮の人道状況は悪化を続けている。これについて報告書は、新型コロナウイルス対策による国境封鎖と関連している可能性があるが、情報が不足しているため特定するのは困難だと指摘している。
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