英ジョンソン首相側近、相次ぎ辞任 パーティー疑惑で

英国のジョンソン首相は、首相側近グループの新たなスタッフを任命した。英政府のサイトで発表された。新型コロナウイルス対策のロックダウン中に英首相官邸でパーティーが開かれていたとされる問題を背景に、最近ジョンソン首相の側近が相次いで辞任した。
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ジョンソン首相は過去数日間で5人の側近を失った。ダン・ローゼンフィールド首相首席補佐官やマーティン・レイノルズ個人秘書官、ジャック・ドイル報道官、政策責任者のムニラ・マーザ氏、平等担当顧問のエレナ・ナロザンスキー氏が相次いで辞任した。
新たな首相首席補佐官に任命されたのはスティーブ・バークリー議員。首相官邸は、任命されたスタッフたちは「英国における生活水準の平準化という優先課題の遂行を加速するだろう」と指摘した
ジョンソン英首相 ロックダウン中のパーティー参加を謝罪
英国で1月末、首相官邸でパーティーが開かれていた疑惑に関する調査報告書が公表された。報告書によると、ロックダウン中に開かれたパーティーは倫理基準の重大な違反とみなされた。
先に英メディアは、パンデミックの期間中、首相官邸スタッフがいわゆる「ワインタイム・フライデー」を開催し、ジョンソン首相も定期的に参加していたと報じた。そのうちの2回は、2021年4月に亡くなったエリザベス女王の夫、フィリップ王配の葬儀の前夜に行われ、英国民の間で怒りが広がっていた。ジョンソン首相は、パーティに参加したことをすでに謝罪している
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