ワンウェブのワイラー氏、年内に小型衛星10万基の打上げを予定

ワンウェブ(OneWeb)創業者グレッグ・ワイラー氏が設立したE-Space社は、2022年内に軌道上に衛星10万基の投入を開始する意向を明らかにした。フィナンシャル・タイムズ紙が報じている。
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同紙によると、E-Spaceは小型衛星の大規模ネットワークを構築し、小型衛星を通じて企業や官庁に安全な通信から遠隔インフラ操作まで、幅広い商業サービスの提供を狙う。ワイラー氏は、同社衛星網は地球軌道から宇宙ごみを回収・除去すると宣言している。
ワイラー氏は「川の中を濾過し、清浄にする牡蠣(かき)のようなものだ。当社の衛星は宇宙清浄用に設計された初のモデル。当社の衛星が多ければ多いほど、宇宙はきれいになる」と語る。
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フィナンシャル・タイムズ紙によると、E-Spaceは来月にもテスト衛星第1弾を打上げ、年末に第2弾の打上げを予定している。その後、コンステレーション構築に着手する。
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