トルコでダイバーが偶然古代ギリシャの港の廃墟を発見

コンピューターエンジニアとして米国で勤務するデェネム・オルフン氏はエーゲ海のトルコのイズミル沿岸でダイビングに興じている時、偶然、古代ギリシャの都市の港の跡を発見した。
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オルフン氏は実は1年前にすでにこの水域で複数の円柱に出くわしていた。これを発見した後、ドローンを使って廃墟の跡を撮影し、それを考古学者へ送った。
NTVの報道によれば、研究者らはオルフン氏の発見したものを特定するのに1年を要した。調査の結果、オルフン氏が見つけたのは古代ギリシャの都市アタルネウスの港の跡だったことが判明。この港はビザンチン帝国、オスマントルコ時代まで使われていた。
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港の跡が発見されると、この水域は最重要保護区域に指定され、考古学的遺跡の地位が付与された。
アタルネウスは紀元前4世紀に最も栄えたが、紀元前1世紀までには衰退。研究者らは不明の感染病が流行したため、住民は家を捨てて出て行ったと推測している。
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