プレスリリースには、MAVが世界で初めて他の惑星から打ち上げられるロケットになると指摘されている。1億9400万ドルの契約額のプロジェクトは6年間で実施される。
MAVは、NASAの火星探査機「パーサヴィアランス」が火星の表面から採取した岩石や堆積物を2030年代に地球に輸送する際に使われる。これらのサンプルを分析することで、火星の生命体の存在の有無について手掛かりが得られるかもしれない。
2021年9月、パーサヴィアランスは火星の土壌サンプルをはじめて採取した。
土壌採取の初の試みは8月7日に行われたが失敗に終わっている。 パーサヴィアランスのデータによると、サンプル採取システムは予定通り作動したものの、遠隔測定法から、操作後の試験管には土壌は入っていないことが明らかになった。
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