ロシア外務省はまた、一連の国際問題、2カ国問題をめぐって、両国の立場には相違があるが、ロシアは「とりわけ国連安保理やG20の枠内での協力に関して、内容のある対話を持つことが有益である」との立場に立っているとした。とくにロシア外務省は、英国からは定期的に、「ロシアが攻撃的であり、情勢を不安定化させる活動を行なっている」かのような声明が出されていると指摘。
「そうした声明はあからさまな脅しと言えるものになっている。英国は、政府指導部の発言の調子を明確に変更しないかぎり、2カ国間問題の解決においても、国際問題の調整においても、生産的な協力を行うことは不可能であることをはっきりと認識すべきだ」と指摘した。
さらに外務省は、「両国関係は平等と相互尊敬に基づくものであり、問題を阻む人為的な制限は取り除かれるべきだとの立場に立っている」とし、対話は双方に付加価値を与えるものとなり、実際的な行動につながるものであるべきだと強調した。
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