イラン代表チームの旗手が禁止薬物で摘発 北京五輪のドーピング検査で初の公式な陽性反応

2022北京五輪アルペンスキーのイラン代表メンバーであるホセイン・サベシェムシャキ選手(36)がドーピング検査で陽性となった。国際検査機関(ITA)のプレスサービスで発表された。
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同機関によれば、サベシェムシャキ選手の体内でデヒドロ-メチルテストステロンの代謝物の痕跡が発見された。本大会が自身の3度目のキャリアとなる同選手は、すでに大会出場を停止されている。今回のケースは北京五輪初の公式なドーピング摘発事例となる。本大会の開会式でサベシェムシャキ選手はイラン代表チームの旗手を務めていた。
以前、ポータルサイト「Inside the Games」は、ロシアのフィギュアスケーターのカミラ・ワリエワ選手が大会期間外に行われたドーピング検査で禁止薬物の痕跡が示されたと報じている。
メディアの報道によれば、12月の検査で同選手の体内から微量のトリメタジンが確認されているという。ワリエラ選手の体内で発見されたマイクロドーズは検査結果に影響しないが、しかし、いずれにしてもこの製薬は公式には禁止されている。
報道によれば、ワリエラ選手は出場停止処分を解除され、女子シングルの演技に出場することになる。
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