1月31日、石川県の航空自衛隊小松基地所属のF15戦闘機1機が飛行訓練中、消息を絶ち、搭乗していた隊員2人が行方不明となった。同日夜、周辺の海上では外板や救命装備品のそれぞれ一部が発見された。
10日、航空自衛隊の井筒俊司航空幕僚長は記者会見を開き、当該機について「総合的に判断して墜落したと考えている」と述べた。周辺の海底を捜索した結果、当該機の機体番号などが記載された垂直尾翼の大部分が発見されたという。
航空自衛隊は引き続き行方不明の2人の捜索活動が続けるとともに、今後、機体を民間のサルベージ船で引き揚げる予定。