日本の首相官邸 原発の重大事故を想定した訓練を実施

11日、日本の首相官邸が原子力発電所の重大事故を想定した訓練を実施し、岸田首相をはじめ関係閣僚が参加した。NHKが報じた。
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今回の訓練は、宮城県沖で震度6強の地震が発生し、女川原発2号機で原子炉の冷却機能が失われたという事態を想定し実施された。同原発は東北電力が再稼働を目指している。
訓練ではテレビ会議システムにより緊急時の対応を確認。岸田首相が「原子力緊急宣言」を宣言し、原発周辺の住民の避難や屋内への待避などが取り組まれた。テレビ会議システムによる官邸と関係自治体の会議も開催された。
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政府による原子力総合防災訓練は、1999年の東海村臨界事故をきっかけに始まった。
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