同州の公正雇用住宅局は、多くの従業員から苦情を受け取り、フリーモント市のテスラ社工場が人種差別が行われている現場である証拠を発見したと発表した。
苦情ではアフリカ系米国人が役職にいないこと、長年にわたりレイシズムが蔓延っていることが指摘されている。同局は、「2012年にテスラ社のアフリカ系米国人が、会社の指導者やマネージャーが常に人種的侮辱を行っていると苦情を申し出た」と指摘した。
アフリカ系のある従業員は、1日に50~100回も人種差別的な侮辱を受けると言われていると語った。苦情によれば、アフリカ系職員は毎日、トイレの壁やロッカー、ベンチ、作業場、食卓、休憩室に描かれた人種差別的な落書きを目にしていたという。
テスラ社はこの訴訟を「根拠のないもの」と呼び、差別に反対していると表明した。
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